昨日、ゴルフ練習場に行った時のこと。
やっぱり探してしまいます。
・上手い人はどんな練習をしているか?
・世の中のゴルファーはどんなことに悩んでいるのか?
・メルマガのネタになるものはないか?
そして練習場に行くといつも思います・・・
「ゴルフ歴が長い人ほど、アプローチ練習の時間が長い」
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ゴルフ歴が長いかどうかは、
ゴルフバック、クラブ、スイング、年齢、表情、動作などから
だいたい予想できます。
ゴルフ上達に熱心なあなたなら、
アプローチ練習の重要性はご存知でしょう。
『平均スコアが5つ縮んだ!?』
アプローチ練習はめちゃめちゃ効率がいいです。
なぜなら、アプローチのミスはスコアに直結するので
アプローチ練習を繰り返せば、確実にスコアアップにつながるからです・・・
実際、私もアプローチ練習を増やしたことで、
急に平均スコアが良くなりました。
しかもアプローチ練習は疲れないので、ゴルフ歴が長い人は
アプローチ練習ばかりをする傾向があります。
つまり、スイングを直すことをやめて、
アプローチでスコアをまとめることに頼りきってしまうのです・・・
だってスイングを直すのはしんどいから。
自分のスイングの課題を見つけて、地道に直さないければいけない。
フルスイングは動きが早いので、直すのは大変。
しかも、スイングを直すと一時的にスイングが不安定になり
スコアが崩れることもあります。
さらには、すぐにスイングが生まれ変わるわけではないので、
少しずつ、少しずつ改善を繰り返していく必要がある。
スイングの改善は、アプローチ練習よりも
体力的にも、精神的にも疲れるわけです。
ゴルフ歴が長い人は、このあたりを経験的に良く知っている。
だからどうしても、アプローチ練習の方が簡単でいいや。
となってしまうわけ。
『だけどもこれには、危険が伴います』
アプローチ練習は、スコアアップに絶対に必要だけども・・・
それだけしかせずに、スイング改善をやめてしまうと、
ちょっと困った問題が発生します。
練習は繰り返すと、現状のスイングを安定させる効果があります。
つまり、スイングに悪いクセがあれば・・・
練習を繰り返すことで、悪いクセがある状態で
スイングが安定するということ。
『これで本当に、ゴルフは上達するのか?』
もちろんダメです。
スイングの悪いクセはミスショットの原因になります。
練習を繰り返して、スイングの再現性を高めることは出来ますが、
練習量でカバーするには限界があるわけです。
本当にゴルフを上達したいなら、
スイングの悪いクセを練習量でカバーするのではなく、
長い目で見ればスイングを改善する方が、
上達の近道というわけです。
フルスイングを徐々に改善し
ショートゲームも熟達すれば
ゴルフスコアはどんどん良くなります。
ゴルフは総合力を競うスポーツです。
ショートゲームの熟達も大切ですが、
スイングの見直しも時には必要ですね。
以上、参考になれば幸いです。