今回は「フェアウェイバンカーの打ち方と攻略法」をご紹介します。
バンカーには大きく分けて2種類あります。
・ガードバンカー (guard bunker)
グリーンの周りにあり、グリーンをガードする目的のバンカーです。
ガードバンカーには幾つか役目があります。
たとえば、
グリーン直前にあるバンカーは、
転がして寄せるルートを阻止します。
グリーン奥にあるバンカーは、
グリーンを超えたボールがOBにならないように救済する役目があります。
・フェアウェイバンカー (fairway bunker)
フェアウェイの途中にあり、多くはティーショットを難しくさせるためのバンカーです。
フェアウェイを横切るように作られているバンカーはクロスバンカーともいいます。
「バンカーの打ち方」というと、多くのゴルファーが
「ガードバンカーの打ち方」をイメージするでしょう。
ガードバンカーの打ち方を学ぶゴルファーは多いのですが、
フェアウェイバンカーの対策を知らないゴルファーも多いです。
フェアウェイバンカーはハザード(障害物)ですので、
対策を知らないと、スコアが悪くなります。
フェアウェイバンカーの対策を知っておくと
スコアを崩さずにすみます。
では、「フェアウェイバンカーの打ち方と攻略法」
をご紹介します。
■「フェアウェイバンカーの打ち方と攻略法」
フェアウェイバンカーを攻略するには「手順」が大切です。
次の手順でボールを打ちます。
(1)ライを確認
フェアーウェイバンカーはボールが少しでも埋まると
通常どおりにはボールを打てません。
半分も埋まっていたら、距離を出すのも
グリーンを狙うのも難しいです。
「脱出最優先」です。
ボールが埋まっていたら、ボールを直接打たず、
エクスプロージョンで脱出しましょう。
(2)アゴの高さ
次にチェックするのはアゴの高さです。
距離が出るクラブほど、ボールが低く飛びだします。
最低でもアゴを超える番手を選ぶ必要があります。
迷ったら短い番手を使いましょう。
アゴを超えずにバンカーを脱出できないのが、
一番ダメなパターンです。
フェアーウェイバンカーは、
グリーンを狙いたくなる距離にあるものですが、
アゴを超える番手が選べない場合は、
グリーンを狙うのは諦め、
次のショットをフェアーウェイから打てるように
狙う方向を調整しましょう。
フェアーウェイバンカーは「障害物」です。
無理をすると、傷口を広げてしまいます。
「手順」を守り、冷静に「状況判断」をすれば、
スコアを崩さずにすみますよ。
以上、参考になれば幸いです。