ball_rati

FROM:アオイ

札幌の自宅より、、、


「あなたはアプローチで損をしていませんか?」


「100を切れない」、「90を切れない」
と悩んでいる殆どのゴルファーは、
アプローチで損をしています。

アプローチが簡単になる考え方があります。

アプローチがシンプルになり
ミスが減り、スコアが安定する方法です。

特に、芝の薄い春先のゴルフでは
有効な方法です。

ということ今日は
「アプローチが簡単になる考え方」
についてシェアします。


■どんなアプローチをしますか?

想像してください。

=================

あなたはゴルフ場でラウンドをしています。

今から20ヤードのアプローチをします。

状況は、、、

・グリーンエッジまで15ヤード

・ピンはエッジから5ヤード

・ボールとグリーンの間にバンカーはない

・グリーンの手前は薄い芝生です

=================

ここで問題です。

この状況であなたは、
どのようなアプローチをしますか?

実際のラウンドでも
このような状況は多いです。

実際に考えてみてください





ボールの高さ、クラブ選択、
ボールの落とし場所をイメージしてくださいね。




はい、ありがとうございます。

「ピンが手前にあるアプローチ」を
どのように攻めるかという問題です。

多くのアマチュアが「ロブショットを打つ」
という選択をします。

エッジからピンの距離が短いからです。

しかし、ロブショットは距離感が狂いやすく、
ミスショットになりやすいです。

ロブショットは、できれば使いたくない、
難しいアプローチです。

20ヤード先のピンにロブショットを打ち、
ピタリと止まるボールを打つのは難しいです。

S/Wを使っても、キャリーを15ヤード打ち
ランを5ヤードにおさえるのは難しいです。

ではどうすれば良いのか?



■アプローチが簡単になる考え方


(1)ボールの落としどころをグリーン手前にする

「ゴルフはゴロフだ!」

これは青木功プロの名言です。

アプローチは転がしが安全で
スコアが安定するという意味です。

今回のようにピンが手前でも
それは同じです。

「ピンが手前にあるときは、ボールを転がす
 スペースがないじゃないか!」

と思うかもしれませんが、

ボールを直接グリーンに落とさなければいけない
というルールはありません。

ピンが手前にある場合、
ボールを直接グリーンに落として
ピンに寄せるのは上級者でも難しいです。

こんな場合は、

「グリーン手前に1クッション、2クッションして
 転がしてグリーンに乗せる」

これが安全な攻め方です。


(2)どんな場合にグリーンの外にバウンドさせるか


「グリーンの外から転がし上げる」

このアプローチを選択できると
ゴルフは簡単になります。

では、どのような場合に有効なのでしょうか?

次のようなケースに有効です。

・ピンがエッジから近い

今回ご紹介したケースです。


・グリーンがとても速い

ボールを直接グリーンに落とすとピン寄せられない
という状況です。


・ライが悪い

ロフトのあるクラブで低いボールを打つと
ライの影響をうけにくくなります。

低いボールを打つので、
グリーンの外から転がし上げることになります。


(3)アプローチの選び方

アプローチはまずは転がしを考えます。
落とし所はグリーンがベストです。

次にグリーン手前の状況、
ボールのライを確認します。

ボールを直接グリーンに落とすか、
手前から転がし上げるかを考えます。


(4)転がすアプローチも練習が必要

転がすアプローチはミスに強いですが、
練習が必要です。

グリーンの外に1クッション、2クッションするので
ラフの抵抗により、ボールの勢いが変わります

ラフの抵抗だけでなく、地面の硬さ、
傾斜の強さでも変わります。

どの程度、地面の影響を受けるのか?

練習で養う必要があるわけです。

ラウンド前に1クッション、2クッションのアプローチを
練習してください。

アプローチ練習場でそんな練習をしている人を見ると
この人うまいな・・・って思います。



 * * *


「転がし上げるアプローチ」をご紹介しました。

これは特に、芝の薄い時期に有効な方法です

芝が薄いと、高いボールは打ちにくくなります。

グリーン手前で1クッションをしても
落とし所の芝が薄いと抵抗が少ないので、
距離がズレにくいです。

ぜひ、春先のゴルフで活用してください。



■追伸

「アプローチのミスが多い」という悩みの多くは
技術ではなく、考え方にも原因があります。

練習で技術を磨くことも大切です。

技術も大切ですが、考え方も同じくらい大切です。

「ミスをしにくい攻め方をする」

という考え方を持つと、同じ技術のままでも
スコアを伸ばせますよ。