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FROM:アオイ

札幌の自宅より、、、


「可能な限りのホールで、
 ピン位置とトラブルに注意を払うのだ。」

と言ったのは、トム・ワトソン。

上手いゴルファーは
コースの状況を把握しています。

風、ピン位置、距離、障害物など
より多くの情報を持ってラウンドしています。

コースの情報を十分に得た上でプレーすれば、
スコアは良くなります。

上手いゴルファーが良いスコアを出せるのは
「ラウンド慣れをしている」
ということもありますが、

コースの状況を把握して
スコアを伸ばすにはコツがあるのです。

ということで、
あなたの役にも立つと思いますので、

「コース状況を正確に知り、スコアを伸ばす3つの方法」

をご紹介します。



■なぜ、コース状況を把握することが大切なのか?

あなたは、こんな経験はないですか?


・そこそこ良いショットだったのに、
 バンカーに入ってスコアを崩した

・ドライバーが少し曲がっただけで
 ギリギリOBになった

・難しいバンカー超えのアプローチで失敗し
 大叩きになった
 
・高速グリーンで下りパットを残し
 3パットになった

・ナイスショットだったのに、
 風に流されて、グリーンを外した

・慣れていないコースをラウンドすると
 スコアが悪くなる


などなど、、、

これはスイングの技術の問題ではありません。

「どれだけコースの状況を把握しているか?」

がスコアに現れるのです。


OB、池、バンカーなどの障害物の配置を
正確に把握していれば大崩れを防げます。

多少ミスショットをしても
トラブルにならないように
戦略を立てることができるからです。

ベテランゴルファーが
スコアをまとめるのが上手い理由はここにあります。



■コース状況を正確に知り、スコアを伸ばす3つの方法


「コース状況を把握しましょう!」


と言われると、なんだか難しいそうに思うかもしれません。

安心してください。

コースの状況を把握するポイントをご紹介します。

まずは、重要なポイントを
把握する習慣を付けましょう。

その次に細かい情報を把握して、
さらなるレベルアップをしましょう。



(1)コースレイアウトを知れば攻略ルートが見えてくる

どんなコースにも必ず攻略ルートは存在します。

攻略ルートとは、安全で多少のミスをしても
スコアを崩さないルートです。

一見、難しそうに見えるコースにも
安全なルートがあるものです。

コースレイアウトを把握して、
最も安全で、最も安心してショットを打てる
ルートを見つけましょう。

ミスショットをした場合は、
残り距離、状況にあわせて、
攻略ルートを随時調整しましょう。

そのためにも、
「コースレイアウトを把握する」
「自分の飛距離を把握する」
が大切です。


距離表示がグリーン中央までなのか、
グリーンの端までなのかを
確認することも大切です。



(2)ティーショットはハザードまでの距離を把握

ティーショット、セカンドショットでは
ハザードまでの距離をしっかりと把握する。

「絶対に打ってはいけない場所はどこか?」

「どこが安全なのか?」

を把握しましょう。

ただし、ボールを打つ時は、
「あそこに打たない」という考えはNGです。

人間の脳は否定文を理解しにくいのです。

「あそこに打たない」と意識すると
逆に、打ちたくない場所に打ってしまいます。

狙い場所に明確にして、
集中してアドレスに入りましょう。

「あのバンカーに入れない」ではなく、
「フェアーウェイ右サイド、バンカーの手前に打つ」

「このように狙い場所を意識する」
がオススメです。



(3)グリーンの形状により攻め方は変わる

2段グリーンなら、
ピンのある段を狙います。

砲台グリーンなら、
高いボールで狙う必要があります。

花道から平らに続くグリーンなら、
転がして寄せることができます。

グリーンの形状によって、
グリーンの攻略方法が変わります。

ショートゲームはスコアの要です。

残り距離だけでなく、グリーンの形状や、
グリーン周りに注意を向けると
スコアが良くなります。


 * * *

コース状況を把握して、
スコアを伸ばす方法をご紹介しました。

他にもいろいろあるのですが、
まずは出来ることから実践して下さい。

何よりも、

「コースの情報を多く集める」という意識が
レベルアップに繋がります。

応援しています!




■追伸

ベテランゴルファーの方に多いのですが、
いつものコースだからと油断しているケースも多いです。

いつもラウンドしているコースでも
状況は毎回変わります。

OB、バンカーなどの位置は変わりませんが、
風やピン位置が変わります。

ラフの深さが変わります。

グリーンの早さも変わります。

いつもと同じコースでも、
「常に変わる要素」を
きちんと把握しましょう。