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FROM:アオイ
札幌の自宅より、、、


「どうすれば、ねらった方向に正確にパットできるのか?」

これは私達ゴルファーにとって永遠の課題ですよね。

1.5〜2mのパットを確実に入れる事ができたら
ゴルフスコアは驚くほど良くなります。

曲がるラインだと難しいでしょうが
真っすぐ上りの2mのパットは入れたいです。

2mを確実に入れるには
「ねらった方向に正確に打てるか?」
が勝負です。

実は簡単な方法で
狙った方向に正確にパットできます。

ということで今日は
「ねらった方向に正確にパットをする方法」
をシェアします。


■ねらった方向に正確にパットをする方法

(1)フェース面の向きが勝負

パターの方向性はストロークの方向性よりも
フェース面の向きが大切です。

パットではフェースとボールの接触している
時間が一瞬です。

そのためストロークの方向は
ボールの転がる方向に殆ど影響を与えません。

フェース面が向いている方向にボールは転がります。

そのため
「どれだけアドレスで狙った方向に正しくフェース面をむけるか?」
「どれだけアドレスのフェース面をキープしてストローク出来るか?」
が勝負になります。

ちなみに、、、

2mのパットではフェース面が1.5度ずれると
カップを外れるそうです。


かなりシビアな世界ですね。


(2)ボールに線を引く

ボールの線をターゲットへ向けて
その線をガイドにフェースを合わせると
パットの方向は合わせやすくなります。

ラインが入っているボールを使うか、
ボールにラインをマジックペンで記入すると良いです。

(ペンで書くと見た目は悪いですが、、、パットが楽になります)

グリーンにボールを置くときに
ターゲットにこの線を向けてボールをセットします。

ボールに線が入っていると
フェース面を合わせやすくなります。


(3)パターのシャフトをガイドラインにする

ボールの線をターゲットの方向に正確にあわせます。

2mのパットではフェース面が1.5度ずれると
カップを外れます。

2m先のカップに、ボールの線を正確に合わせるのは
難しいですよね?

オススメの方法は
「パターのシャフトをガイドラインにする」です。

ターゲットとボールを結んだ線に
パターのシャフトをあわせます。

このパターのシャフトをガイドラインに
ボールの線をあわせます。

パターのシャフトを使うことで
時間を短縮できますし、正確にボールを置けます。


何も使わずにボールの線をあわせるよりも
はるかに簡単です。


(4)フェース面をボールの線に直角にあわせる

フェース面をボールの線に直角にあわせて
アドレスをします。

2mのパットではフェース面1.5度ずれると
カップを外れます。

慎重にあわせましょう。

ボールの横に立つとボールの線が
ズレている気がするかもしれません。

でも信じるしかありません。

フェース面の狂いの許容される範囲は
「2mのパットで1.5度」。

もはやアドレスしてから微調整はできません。
外れる確率が高くなるだけです。

これまで慎重に行った自分を信じましょう。



(5)ボールを打った後もボールのあった場所の芝生を見続ける

2mのパットではフェース面1.5度ずれると
カップを外れます。
(え?しつこい?)

アドレスと同じフェース面でボールを
打てば狙った方向にボールが転がるはずです。

ストローク中に頭を動かしたらアウトですよ。
フェース面がずれるからです。

ボールを打った後も
ボールのあった場所の芝生を見続けます。


手首を使わずに、肩の上下でストロークすると
正確なストロークをしやすいです。

ボールがカップインするまで(止まるまで)
フォローの形をキープしましょう。

ショートパットはカップインの音を耳で聞きましょう。

ロングパットなら打った後にゆっくりと
首だけ回してボールの転がるところを見守りましょう。

ボールの線がブレずに転がっているなら
正確に打てた証拠です。

これで外れたなら、ラインの読み方を
間違えていたということです。

ボールの線がブレて転がっているなら
手順のどこかの精度が悪かった証拠です。

でも、がっかりする事はありません。

パットを外したとき「何が悪かったのか?」の
フィードバックを受ける事が大切です。

適切なフィードバックを受ける事で
上達が早くなります。


 * * *

ねらった方向に正確にパットをする方法を
ご紹介しました。

長くなったのでまとめます。

・フェース面の向きが勝負
・ボールに線を引く
・パターのシャフトをガイドラインにする
・フェース面をボールの線に直角にあわせる
・頭を動かさず、手首を使わずストローク

パットの精度が高くなると
大幅なスコアアップを期待できますよ。

参考になれば幸いです。




■追伸

もしあなたが「3パットが多い」と悩んでいるなら
アプローチを練習するのも良い方法です。

3パットの1番の要因は
「ファーストパットの距離が長いから」です。

アプローチでピンに近づければ
3パットを減らせてスコアが良くなります。