joseigolf_dr

FROM:アオイ
札幌の自宅より

「ショットを狂わせるのはスウィングのメカニズムではなく
 リズムがないからである」


と言ったのは全米プロで優勝した
デーヴィット・グラハム。

ゴルフが上手い人に共通するのは
「毎回同じリズムで打っている」ということ。

調子が良いときというのは
リズムが安定するものです。

調子が悪いときは気づかないうちに
リズムが悪くなっています。

殆どの場合、リズムが早くなっています。

良いリズムはショットの悪い癖をカバーしてくれます。
ショットが安定してスコアも良くなります。

ということで今日は
「ショットが安定するリズムの作り方」
をシェアします。


■ショットが安定するリズムの作り方


(1)ほどよい脱力が良いリズムを作る

いくら練習をしていても
コースではどうしても力が入ります。

ついつい打ち急ぎになります。

打ち急ぎを防ぐには”ほどよい脱力”が大事です。

ほどよい脱力を作るには
グリップの強さが重要です。

どのくらいのグリップの強さが良いかに正解はありません。
個人差があります。

グリップの強さをいろいろ変えて
ボールを打ってみてください。

目一杯の力でグリップして打つ。
ゆるゆるで打つ。
その中間の強さで打つ。

気持ちよく打てるグリップの強さが
あなたにとって最適なグリップの強さです。


(2)ルーティンを毎回同じにする(動きもリズムも一定に)

良いリズムを作るにはルーティンが効果的です。

自分が急いでいるときは
10秒が長く感じます。

自分がのんびりしているときは
10秒が短く感じます。

いつもと同じスイングをしているつもりでも
体内リズムによってスイングのリズムもかわるのです。

打つ前の動作(ルーティン)にかける時間を毎回同じにするのが理想です。

スイング時の体内リズムも一定になりやすいです。

スイングリズムをいつも同じにするには
「ルーティンにかける時間を毎回同じにする」が効果的です。

イ・ボミ選手の練習動画が参考になります。

【動画】イ・ボミ選手のラウンド練習風景


注目していただきたいのは
「ルーティンのリズムと動きが毎回同じ」
ということ。

素振り → ターゲット確認 → アドレス → スイング

ショットを打つまでの動作(ルーティン)が
ドライバーもアイアンも一定のリズムですよね。

上手い人は「ルーティンを一定にする」
という練習をしています。

ルーティンのリズムを毎回同じにすると
ショットが安定します。


(3)ラウンド前の練習は「リズム重視」

ラウンド前の練習ではあまり細かいことを考えず
リズムを整えるために練習しましょう。

「1回素振りして1球打つ」

これを淡々と繰り返すとリズムが整いやすいです。


* * *

ショットが安定するリズムの作り方を
シェアしました。

長くなったのでまとめます。

(1)ほどよい脱力が良いリズムを作る
(2)ルーティンを毎回同じにする(動きもリズムも一定に)
(3)ラウンド前の練習は「リズム重視」

良いリズムはスイングの悪い癖をカバーしてくれます。

良いリズムはショットが安定して
スコアも良くなります。

「調子が悪いな」と思った時はリズムが早くなっていないか
チェックしてはいかがでしょうか?

参考になれば幸いです!