dr1
FROM:アオイ
札幌の自宅より

「どうすれば、素振りのように気持ちよく振り抜けるのか?」

私達ゴルファーはボールを目の前にすると
力が入りがちです。

「素振りは良いのに、ボールを打とうとすると力む」

「スイングがギクシャクしてヘッドスピードが落ちる」

という方は多いです。

多くのゴルファーに共通する
飛距離を落とす大きな原因の1つです。

気づかない人も多いですが、
ほとんどのゴルファーは

素振りでは十分にヘッドが走っているのに
ボールを打つ時になるとヘッドスピードが落ちます。

ということで今日は

「飛距離アップ(ボールを目の前にしても気持ちよく振り抜く方法)」

をシェアします。


■飛距離アップ(ボールを目の前にしても気持ちよく振り抜く方法)

(1)素振りと同じスイングが一番飛ぶ

「ボールをきちんと打とう」という気持ちが
ヘッドスピードを落とします。

ボールが目の前にあると
「ボールに当てるスイング」になりがちです。

無意識にスイングのスピードが落ちます。


無駄な力みも生まれます。

スイングはコマのように
ある程度はスピードがでた方が安定します。

「ゆっくりとしたスイングはミート率があがる」
というイメージがありますが、

あまりにもスピードがおちると
スイングはブレやすくなります。

「気持ちよく振り切った方が安定する」
という気持ちを大切にしてください。

「素振りと同じスイングが一番飛ぶ」
という考えもオススメです。


(2)ボールをぼんやり見る

「素振りだと振りきれるのに、ボールがあるギクシャクする」

これは「ボールを気にしているから」です。

ドライバーはボールに当てようとすると
飛距離が落ちます。


ボールに集中すると、無意識にスイングが減速します。
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ヘッドスピードもおそくなるのに
ミート率もあがらない。

解決策はシンプルです。

「アドレスした時にボールを凝視しない」

「アドレスした時にボール付近をぼんやり見る」
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をお試しください。



(3)ボールではなく「目標」を意識する

ボールを意識すると「当てるスイング」になりやすいです。

「目標」を意識しながらセットアップしましょう。

「どこにどんなボールを打つのか?」のイメージが
明確になると目標に集中できます。

イメージが明確になったら時間をかけずに
スイングをはじめましょう。

目標に対する意識が高まり、
ボールに当てにいく動きを軽減する効果があります。

ジャック・ニクラウスは次のようにイメージを作っていたそうです。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
『練習の時でさえ、脳裏に鮮明な映像が流れてからでないと、
 私は絶対にクラブを振らない。

それは、たとえるならカラー映像だ。

最初に私は飛ばしたい先を"見る"。
鮮やかな緑の絨毯のど真ん中で、芝生の
上にちょこんと乗った真っ白なボールを。


それから、すばやく画面が切り替わって、
わたしはそこへ至るボールの動きを"見る"。

弾道、軌跡、形、着地後の跳ねかたまでも。

そしてフェードアウト。

切り替わった画面には、さっき見た映像を現実化する
ためのスイングが映し出されるという寸法だ。』

ジャック・ニクラウス 著書『ゴルフ・マイ・ウェイ』より

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

「これから打つショットを明確にイメージする」は
集中力を高めプレッシャーに強くなります。

目標に意識を集中するので
スイングの細かい部分が気にならなくなります。

「ボールをあそこに運ぶ」というイメージが優先され
「ボールを打つ」という意識が弱くなります。

無駄な力みもとれますし
ボールを気にせず気持ちよくスイングできますよ。


 * * *

飛距離が伸びる方法(ボールを目の前にしても気持ちよく振り抜く方法)
をご紹介しました。

長くなったのでまとめます。

(1)素振りと同じスイングが一番飛ぶ
(2)ボールをぼんやり見る
(3)ボールではなく「目標」を意識する


スイングは今のままでも「ちょっと意識を変えるだけ」で
飛距離が伸びるケースも多いです。

参考になれば幸いです。




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