joseigolf_dr3


FROM:アオイ
札幌の自宅より、、、

「どうしてコースにでると飛距離が変わるのか?」


先日、こんな質問をいただきました。

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アイアンやフェアウェイウッドの飛距離が
実際のコースと練習場では10ヤードほど
コースの方が飛ぶと思われるがどうなのでしょうか?
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上達に熱心な方が多くて嬉しいです。

実際のコースと練習場では
飛距離が変わります。

1番の原因は「ボールが違う」です。

練習場のボールは飛距離が1割落ちます。

さらに高さも3割ほど落ちます。

練習場とコースでは「ボールの高さも飛距離も変わる」のです。

この対策しておかないと
距離感のズレや混乱の元になります。

ということで今日は
「距離感のズレが生まれる理由と対策」
をシェアします。


■練習ボールと本番ボールは飛距離も高さも違う

(1)練習ボールと本番ボールは別物です

まずは「知ること」が大切です。

打ちっぱなしの練習場のボールは
「練習用のボール」です。

ボールの耐久性を高めるためでしょう。

ラウンド用のボールに比べて飛距離が出ません。
(1割り程度落ちる)

ラウンド用のボールに比べてボールの高さがでません。
(高さが3割減になる)

練習場で使うボールの種類によって変わります。

大切なのは

「練習ボールは本番ボールより
低く飛んで、飛距離が出ない」

と「知っておく」こと。

そのことを知らずにラウンドをすると本番では
距離があわなくなります。


(2)練習場の距離看板は練習用ボールにあわせて設置されている

練習用のボールは飛びません。

そのため練習場の距離の看板も
ボールにあわせて設置位置が調整されています。

「100ヤードの看板は
 実際には90ヤードの位置にある」などです。

距離の表示方法については
練習場の受付で確認すると教えてくれるでしょう。

私はレーザー式の距離測定器で確認しています。


■距離の測定方法を工夫する(測定器を使う)

コースマネジメントの基本は
「自分の飛距離を知る」です。

練習場で本番と同じボールを使えれば
ベストなのですがそれは難しいでしょう。

ゴルフ場に併設されている練習場では
ラウンド用のボールを使っているので
飛距離を確認しやすいです。

ただし、、、本番用のボールでも種類によって
飛距離も高さも変動しますのでご注意下さい。

距離を測定する方法をいくつかご紹介します。


・ラウンド中に実際に打ったボールをGPSで測定する
(フラットで無風な状態が必要なので、意外と難しいです)

・ゴルフショップで測ってもらう
(頻繁にはお願いしにくいです)

・測定器のある練習場ではかる
(近くにあると嬉しいですね)

・練習場のボール、看板距離を確認して差分計算する

・飛距離測定器を使う

私は自分のスイングを細かく数値で確認したいので

1球打つ毎に
「ヘッドスピード、ボール初速、飛距離、クラブ軌道、フェース面の向き」
を自動測定してくれる環境で練習しています。

スイング撮影も自動で行われます。

でも、、、なかなかそんな練習環境は無いですよね。


「飛距離測定器を使う」はオススメです。

機械を1度購入すれば何度でも手軽に使えます。

価格はお手頃ですし性能は高いです。

練習の効率が良くなりますし
成果がひと目でわかるので練習が楽しくなるでしょう。


こちらで紹介している測定器がオススメです。

飛距離を伸ばす練習方法(ミート率、ヘッドスピードを測る)


アイアン、アプローチの飛距離を測定出来ます。
平均飛距離も自動計算してくれます。


 * * *

距離感のズレが生まれる理由と対策を
ご紹介しました。

・練習ボールと本番ボールは飛距離も高さも違う
・距離の測定方法を工夫する(測定器を使う)


長くなりましたが
今日はこれだけお伝えできれば嬉しいです。

「練習ボールは本番ボールより
3割低く飛ぶ。1割飛距離が落ちる」

参考になれば幸いです。




■追伸

打席選びにコツがあります。

練習用ボールは高さがでないので

1階で練習をすると無意識のうちに
アッパースイングをしたくなるのです。

1階打席が打ち上げになっている場合は、
アッパースイングを誘発するので要注意です。

アイアンのアッパースイングは。
トップ、ダフリの原因になります。

あなたがアプローチの練習をメインに行いたいなら、
1階打席で行うと良いでしょう。

ドライバー、アイアンの練習をしたいなら、
2階席をオススメします。

参考になれば幸いです!



■追伸2

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