こんな経験はないですか?
「右のOBゾーン・・・絶対にあそこには打たないぞ」
その結果・・・
右OBになる。
「絶対にしてはいけない」と注意しているのに
してしまうわけです。
これは人間心理で有名な話なのですが、
人間の脳は、”してはいけない”と言われると、
逆に強く意識してしまいます。
例えば、これを試してみてください。
『今から1分間・・・”赤い象”を想像してはいけません。』
絶対に、「赤い象」を想像してはいけませんよ。
:
:
いかがでしょうか。
「赤い象」を想像しませんでしたか?
人間の脳は「●●をしてはいけない」と言われると
●●を認識するために、逆に強く意識してしまうのです。
「ゴルフ」にも同じことが言えます。
例えば・・・
「右のOBに打っては”いけない”」
「あのバンカーに入れては”いけない”」
「パットをパチンと強く打っては”いけない”」
「ヘッドアップしては”いけない”」
と考えると、そこを強く意識して
実行してしまうのです。
ではどうすれば良いのか?
「●●してはいけない」という意識を
「○○をする」に変えましょう。
例えば・・・
「右のOBに打っては”いけない”」
→「フェアーウェイ左側に打つ」
「あのバンカーに入れては”いけない”」
→バンカー右の「あの広い場所に打つ」
「パットをパチンと強く打っては”いけない”」
→「パターヘッドの重さを感じながら、ゆっくりストロークする」
「ヘッドアップしては”いけない”」
→ボールを打った後も「ボールのあった場所を見る」
このように、
「●●してはいけない」という「否定形」を
「○○をする」という「肯定形」に変更して
意識しましょう。
すると、自分が望んだ結果を得やすくなります。
とても簡単な方法ですが、
ストレスも減りますし、スコアも良くなりますよ。
ゴルフは「考え方」を少し変えるだけで、
スコアが良くなります。
是非、お試し下さい。