「ゴルフの集中力を高める方法」をご紹介します。
想像して下さい。
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あなたはゴルフ場にいます。
これからグリーンを狙う、
セカンドショットを打つところ。
距離は110ヤード。
いつもならPWで打つ距離ですが、
向かい風です。
「PWだと届かないかな・・・でも、9番だと大きいかな・・・」
少し考えて、9番アイアンで打つことにします。
9番を持って素振りをしていても
こう考えます。
「やっぱり、9番だと大きいかな・・・」
「軽く打とうかな・・・」
他の人を待たせるわけにはいかないので、
迷いを持ったまま、アドレスに入ります。
結果は、
スイングがインパクトで緩んでしまい
おもいっきりダフってしまいました。
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あなたも、こんな経験はありませんか?
迷いを感じたままボールを打つと、
大きなミスになりやすいですね。
ということで、
スイング時に迷わない
「ゴルフの集中力を高める方法」をご紹介します。
この方法を知ることで、
迷いによるミスショットを防止できます。
■ ゴルフの集中力を高める方法
この方法は、アニカ・ソレンスタムのコーチである、
ピア・ニールソンがオススメしている方法です。
スイングを打つ動作を3つに分けることで、
集中力を高めます。
(1)考える
情報収集をするステップです。
ライの状態、落下地点の状況、風、傾斜など、
五感をフル活用して、情報を収集します。
情報を収集してから、
徐々にショットのイメージを作ります。
ボールの高さ、軌道、転がる距離をイメージします。
(2)決断する
ショットのイメージから、
「クラブ」と「打ち方」を決断します。
短めのクラブで強めに打つのか、
長めのクラブで、ハーフショットを打つのか、
どれか1つに決めます。
「考える」「決断」するのプロセスは、
長くても数十秒です。
時間をかけすぎず、
さっと決めてしまいます。
(3)実行する
どういうショットを打つかは決断済みなので、
ここで細かいことは考えません。
ここで時間をかけると、迷いが出てきます。
「時間をかけない」のがポイントです。
ボールの落下地点と、球筋のイメージだけに集中します。
クラブの重さや、リズムを感じながら
伸び伸びとスイングをします。
3つのプロセスは以上です。
「考える」、「決断」、「実行」を明確に分けることで、
ショット時の集中力が増します。
迷いによる、大きなミスショットを防止できますよ。
迷ったままスイングをして、ミスショットになると
残るのは後悔だけですが、
決断したショットを打って、
望んだ結果にならなかったとしても、
「原因」が明確になるので次に活かせます。
参考になれば幸いです。