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FROM:アオイ

札幌の自宅より、、、


「冬にスコアを崩さないクラブセッティングとは?」


読者さんから、こんな質問を頂きました。

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この時期になりますと風も冷たく
強風にさらされる中のラウンドも多々あります。

クラブセッティングを考える上で、
通常(夏仕様)より少し柔らか目のシャフトの
クラブを使うとか

高い球が出るUTよりFWを使うとか
した方が良いのでしょうか?
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冬になると、寒さや厚着のせいで
体の動きが悪くなります。

飛ばそうと無理をすると
スイングが崩れてしまいます。

実はちょっとした工夫で
冬でもスコアを落とさずにすみます。

ということで、今日は
「冬にスコアを崩さないクラブセッティング」
をシェアします。


■冬にスコアを崩さないクラブセッティング

(1)ロングアイアンの代わりにFW、UTを使う

冬になると「ロングアイアンが難しい」
と感じませんか?

冬は厚着と寒さで
体の動きが悪くなりがちです。

するとヘッドスピードが落ちます。

ヘッドスピードが落ちるので
ロフトが少ないクラブは
ボールが上がらなくなります。

冬はロフトの少ないロングアイアンが
通常より難しくなるのです。


「冬はロングアイアンの代わりに
 FW、UTを使うと良いです」


FWとUTのどちらを使うかは
打ちやすい方を選べば良いです。



(2)ドライバーもロフトを多めにする

「冬はロフトが大きいが良い」

はドライバーでも同じです。

ヘッドスピードが落ちるため、
ドライバーも高さが出にくくなります。

ロフトの大きなクラブを使うと
ティーショットを優しく打てるようになります。

「普段のロフトが10度なら、11度を試してみる」

ということです。

「ドライバーのロフトを大きくすると飛距離が落ちそう」と
心配かもしれませんが、、、

ショットが安定するので
平均飛距離が伸びるケースが多いです。




(3)重量を軽くするのは危険


「冬は飛ばないから、軽いシャフトにしよう」

と考えがちですが、これは危険です。

冬は厚着になるため、
体の回転がしにくいです。

クラブの重量を軽くすると、
クラブをボディーターンでなく
手で「ヒョイ」と上げやすくなります。

バックスイングが浅くなりやすいです。

スライスの原因になります。

冬は「いつもより軽め」ではなく、
「いつもより少し重め」が良いです。

しかし、重量が重いクラブは
シャフトが硬くなる傾向にあります。

冬に硬いシャフトは辛いです。

ですので、、、

「ドライバーに鉛を貼って少しだけ重くする」

という調整がオススメです。


鉛を貼る時は、少しずつ貼って、
振りきれる範囲の重さにしましょう。


* * *

冬のゴルフで気をつけることは
他にもあります。

・ストレッチ
・防寒
・アプローチのクラブ選び

などなど、、、

「正しい知識」を持つことで
冬のゴルフもスコアを崩さずに楽しめます。

参考になれば幸いです。