
FROM:アオイ
札幌の自宅より
「シミュレーションゴルフってご存じですか?」
室内でゴルフのラウンドを
疑似体験できるシステムです。
大型スクリーンに向かってボールを打ちます。
スクリーンに打ったボールは
画面の中で飛球線をえがきます。
ランがでます。
傾斜によってボールの転がりが変わります。
本物のゴルフコースを再現しており
OB、池、バンカー、ラフなどがあります。
最新機種はかなりリアルで
ゴルフ気分をかなり楽しめます。
先日、読者さんから質問を頂きました。
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たまにGolfzonの
シミュレーションにいきラウンドします
シミュレーションゴルフの
本番に向けての活用方法を教えて下さい。
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ということで、今日は
「シミュレーションゴルフの活用方法」
をシェアします。
■シミュレーションゴルフと本番コースの違い
ご紹介するのは私が利用している
室内練習場のシミュレーションゴルフを
参考にご紹介します。
機種により違いはあります。
(1)ライが違う
シミュレーションゴルフはマットの上からボールを打ちます。
シミュレーションゴルフの場合はラフからボールを打つ時は
飛距離が90%に落ちるなど調整が入ります。
マットと芝生の違いは大きいです。
(2)スタンスする場所に傾斜がない
シミュレーションゴルフには
スタンスする場所に傾斜がありません。
本番のコースは完全に平らな場所はありません。
ティーグラウンドにも傾斜があります。
傾斜の違いは大きいです。
本番では微妙な傾斜を判断して
アドレスの微調整などが必要です。
(3)風がない
本番では微妙な風を判断して
狙い場所や、使用クラブの調整が必要です。
風の方向や強さにより、
打球は大きくかわるからです。
シミュレーションゴルフは
数値として表示されますが本番で
求められるスキルとは大きく違います。
(4)方向を合わせるのが簡単
「アマチュアの9割がアドレスで右を向く」
と言われています。
アドレスで正しい方向を向くことが
ラウンドでは重要になります。
シミュレーションゴルフは練習場のように
方向をあわせるのが簡単です。
この違いは大きいです。
(5)グリーンがまったく違う
ショートゲームはスコアの要になります。
個人的には一番の違いがグリーンだと思います。
傾斜を読む、芝目を読むなどが必要です。
シミュレーションゴルフは
自動的に傾斜や強さを表示してくれます。
自分で判断する必要がないので
慣れるとグリーンが簡単になります。
一番の違いは「ショートゲーム」だと感じました。
などなど、、、本当のゴルフとは「別物」です。
別物ではありますが、それ以外はとても「リアル」で
ゴルフ気分を十分に楽しめます。
慣れてくるとシミュレーションゴルフは
本番よりも良いスコアを出しやすいです。
(※初心者向き、上級者向きなどの設定により難易度は変わります)
私の場合は、、、最初の1ラウンドは本番よりも
スコアが悪かったですが、
2ラウンド以後は本番よりも良いスコアを
出せるようになりました。
店員さんに聞いたのですが、
韓国ではシミュレーションゴルフが盛んで
シミュレーションゴルフ専門のプロゴルファーもいるとのこと。
■シミュレーションゴルフのメリット
本当のゴルフとは「別物」ですが、、、
シミュレーションゴルフ独自のメリットがあります。
(1)スイング撮影機能
シミュレーションゴルフには
ラウンドモードと練習モードという機能があります。
私が利用している室内練習場は
練習モードだけスイング撮影ができます。
ボールを1球打つたびに自動で
スイングを撮影してくれます。
自分のスイングを後ろから、前から
すぐにチェックできます。
これは本当にありがたい!
スロー再生で細かい部分もチェックできます。
(2)細かい数値でフィードバック
ヘッドスピード、ボール初速、クラブ軌道、
など、、かなり細かい数値を毎回チェックできます。
ゴルフは「自分を知る」ということが重要です。
自分のスイングの詳細を知っていれば
コース戦略を立てやすくなります。
次の課題も明確になります。
数値ですぐにフィードバックを貰えるのは大きなメリットです。
(3)天気を気にせずラウンドできる
天気、気温が気にならないのもメリットです。
(4)初心者にオススメ
本番のラウンドは何かと忙しいです。
他のグループに迷惑をかけないように
プレーを急ぐ必要もあるでしょう。
初心者の方は本番のコースでは
ゲームを楽しむ余裕はないかもしれません。
シミュレーションゴルフなら
自分のプレーに集中できます。
他のグループに迷惑をかける心配もないです。
まわりの人もアドバイスをする余裕があります。
初心者の方はシミュレーションゴルフで
ラウンドの流れを確認しておくと
本番のコースをより楽しめるでしょう。
(5)本番と同じように1回しか打てない
練習場は何度も同じクラブで打ち直して
ボールを打ちます。
するとリズムもあってきますし
微調整をしてナイスショットが打てるようになります。
シミュレーションゴルフは本番と同じように
ドライバー→アイアン→アプローチ→パット
と毎回違うクラブを使います。
これは本番に近い感覚を養えます。
■シミュレーションゴルフの活用方法
シミュレーションゴルフの活用方法をご紹介します。
(1)スイング撮影機能で自分のスイングを把握
「自分を知る」という目的で使用する
(2)天気が悪い日にも練習
クラブを頻繁にさわることは上達のために重要です。
(3)久しぶりラウンド前に感覚を取り戻す
めったにラウンドをしないなら、
14本のクラブを使う感覚を養うために有効。
練習場 → シミュレーションゴルフ → ラウンド
こんな順番がオススメです。
* * *
シミュレーションゴルフは、本物のコースでの
ラウンドとは大きく違います。
本番との違いも大きいので、慣れるまでは
スコアを気にする必要はないです。
スコアを気にしなければ、
ゴルフの面白さを疑似体験できます。
ゴルフ好きの人は十分楽しめるでしょう。
工夫しだいでゴルフ上達に
十分活用できると感じました。
あなたはどう思いますか?
■追伸
シミュレーションゴルフは楽しいですし、
上達のために有効です。
でも本番のラウンドの面白さには
やはりかないません。
自然の中でプレーするのがゴルフの醍醐味ですからね。