golfrensyuujou

FROM:アオイ

札幌の自宅より、、、

友人「アイアンの飛距離が出ないんですよ」

私 「ダフリやトップはでますか?」

友人「ダフリやすいです」

私 「練習場では上手く打てますか?」

友人「はい、練習場では上手く打てるんですが、
   コースではまるでダメなんです・・・」



ゴルフに熱心な友人との会話。

先日、友人とラウンドしたのですが、
アイアンの調子が悪いと相談を受けました。

いくつか状況を聞いて、すぐに原因が分かりました。

なぜ、アイアンの飛距離が出ないのか?
なぜ、アイアンでダフるのか?
なぜ、練習場では上手く打てるのに、本番ではダメなのか?


殆どの場合で原因は1つです。

ということで今日は
「アイアンのダフリを直して飛距離を伸ばす方法」
をシェアします。



■アイアンが下手になる練習場に潜む2つのワナ

「熱心に練習しているけどアイアンが上手くならない」
と悩んでいる人は多いです。

練習場にはアイアンが下手になる
2つのワナがあるのです。

以前は私もこのワナにはまっていました。


(1)練習場のボールは高く上がらない

1つ目のワナは「練習用ボール」です。

練習用ボールはラウンド用ボールと構造が違います。

練習用ボールは高さがでないのです。

練習用ボールは安価であり耐久性に優れています。
そのために構造が本番ボールと異なるのです。

練習用ボールは、同じように打っても
本番用のボールの3分の2程度の高さしかあがりません。

それを知っていても、無意識のうちに
ボールを高く上げたくなります。

すると、、、すくい打ちになりやすいのです。

アイアンのすくい打ちは
あらゆるミスの原因になります。

飛距離はおちる、ダフル、トップになる・・・

「練習場のボールは高く上がらない」
「上げようとしてはいけない」

これを覚えておくと良いです。



(2)練習場のマットはダフってもボールが飛ぶ

2つ目のワナは「練習マット」です。

練習マットではダフってもミスになりにくいです。

多少ダフっても前にボールが飛ぶので
ダフっていることに気づかないのです。

当然、本番でダフればボールは飛んでくれません。

飛距離が確実に落ちますし
飛距離も方向性も安定しません。

「練習場のマットはダフってもボールが飛ぶ」
を覚えておくと良いです。



■アイアンのダフリを直して飛距離を伸ばす方法

じゃあ、どうすれば良いのか?

アイアンのダフリを直して飛距離を伸ばす方法を
ご紹介します。


(1)アイアンショットの適正な高さを知る

まず、アイアンショットの適正な高さを知る必要があります。

簡単な方法があります。

・アイアンを地面に置きます

・クラブフェースを足で踏みます

・シャフトが地面から立ちます

クラブフェースを踏んだときの
シャフトの角度がそのクラブの打ち出し角度です。


アイアンショットの適正な高さを知ることで
クラブの性能を活かしたショットができます。

殆どのアマチュアゴルファーは
クラブの設計よりも高いボールを打っています。

ハンドファーストで打てていないからです。

ハンドファーストに打たないと
ボールは高くあがり、飛距離が出ないです。

ダフリやすくなります。



(2)低いボールを打つ練習をする

練習場でボールを打つ場合は、
低いボールを打ちましょう。

トップボールを打つのではありませんよ。

ハンドファーストの正しいインパクトで
低いボールを打ちます。

本番の3分の2程度の高さが目安です。

飛距離を考えるより、
「高さをそろえる」「正しいインパクトをする」
という練習をした方が効果的です。


 * * *

アイアンのダフリを直して飛距離を伸ばす方法を
ご紹介しました。

練習熱心な方ほど練習場のワナにはまりやすいです。

あなたは練習場のワナにはまっていませんか?

今回の記事が参考になれば嬉しいです。

応援しています。




■追伸

アイアンの飛距離不足とダフリに悩んでいた友人ですが、
やっぱり練習場のワナにはまっていました。

少しだけアドバイスしたところ、
インパクトがとても良くなりました。

とても練習熱心な方なので、キレのあるアイアンショットを
打てるようになるのも時間の問題ですね。

あなたも練習場のワナに気をつけてくださいね。