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FROM:アオイ

札幌の自宅より、、、

「どうすれば、正しい方向にアドレスをできるのか?」


先日、友人とラウンドした時の話。

友人「んー、ボールが右に飛ぶなー。
   朝の練習では調子良かったのに・・・」

私 「スイングは問題なさそうだよ」

友人「何が問題なんだろうか?」

私 「それはね・・・」


たった1つのアドバイスで
友人は狙った場所にボールを打てるようになりました。

そのアドバイスとはコレ

「アドレスの向きがズレている」

彼の名誉のために言うと
彼はゴルフが上手いです。

どんなに上手いゴルファーでも
アドレスが狂うことがあるのです。

正しい方向にアドレスをしていないと
ナイスショットを打ってもOBになりやすいです。

池や林に入りやすいです。
グリーンをはずしてしまいます。


「狙った方向にフェースを向ける」ができると
正しい方向にアドレスをしやすくなります。

正しい方向にフェースを合わせられると

・OB、池、林、バンカーに入る回数が大きく減ります

・狙った場所にボールを打てます

・パーオンが増えてスコアが良くなります。

ということで今日は
「ターゲットに正しくフェースを合わせる方法」
をシェアします。



■あなたは正しい方向にアドレスは出来てきますか?

アマチュアゴルファーの8割は
アドレスでターゲットよりも右を向いています。

多くの方は「自分は大丈夫」と思っています。

以前はできていても
徐々にアドレスは変わります。

プロも定期的にアドレスをチェックしています。

ぜひ、この機会に正しいアドレスができているか
チェックしてください。

方法は簡単です。
練習場でできます。

・ターゲットを決める

・そのターゲットに対してアドレスをする

・クラブを足元に置く

・アドレスの方向が正しいか確認する

練習マットの方向とはあわせずに
目標を決めてから行いましょう。

ラウンド前のバンカー練習場でも簡単にできます。

・ターゲットを決める

・ターゲットに対してアドレスをする

・バンカーに足あとが残るので
 どちらを向いているか確認する

思ったよりもズレていてショックを受ける方も多いです。


■ターゲットに正しくフェースを合わせる方法

ターゲットに正しくフェースを合わせる方法は
いくつかあります。

あなたがやりやすい方法をご利用下さい。


(1)仮想ターゲットラインを明確にイメージする

アドレスに入る前に仮想ターゲットラインを
明確にイメージしましょう。

練習場はターゲットに向けた直線があります。

練習マットの前後に直線があるので
自然とターゲットラインに並行に立てます。

しかしコースにでると目印がありません。

アドレスに入る前に仮想ターゲットラインを
どれだけ明確にできるかが重要です。


(2)2つのスパットで「線」を決める

多くの方はターゲットラインを決めて
目印(スパット)を探します。

ボールの近くにある落ち葉や芝の変化を
目印にしています。

もっと確実で正確なアドレスを作る方法があります。

「スパットを2つ探す」という方法です。

ターゲットラインの上に
目印(スパット)を2つ見つけます。

その2つのスパットを結ぶと線になります。

目印が点から線になると
正しい方向に構えやすくなります。

「スパットを2つ見つける」

これはオススメですよ。


(3)右手でクラブを持ってアドレスに入る

右手でクラブを持つ。

右手でクラブを持った状態でアドレスをする

すると視野が広くなります。

視野が広くなると狙った方向に
正しく構えやすくなります。


(4)セカンドショットの方向性に注意

ティーショットでは丁寧にアドレスをするのに
セカンドショットがいい加減な方は多いです。

特に、ロングホールのセカンドショットです。

ティーショットはOBが怖いので
しっかりと方向を明確にしてアドレスをする

グリーンを狙う時も
しっかりとアドレスをしている。

しかし、ロングホールのセカンドショットは
いい加減になりやすいです。

ターゲットが曖昧だからです。

同じ理由で池の手前に刻むときなどの
ショットもいい加減になりやすいです。

セカンドショットでOBになるのは
セカンドショットのアドレスをいい加減にしている
ケースが多いのです。


(5)同伴競技者に聞く

自分がどちらを向いているかは
わかりにくいものです。

同伴競技者に聞くと良いです。

ラウンド中にどこを向いていたかを
指摘しあうのも良い練習です。


(6)自分のアドレスに自信を持つ

いつも右を向くクセがある人が
正しい方向にアドレスをすると
違和感があるはずです。

「あれ?左を向きすぎていない?」

と感じて微調整してしまいがちです。

アドレスをしてからの微調整はNGです。

アドレスをしてからは
どこを向いているのかは分かりにくくなります。

「スパットを信じて構える」を徹底しましょう!


* * *


正しい方向にアドレスする方法をご紹介しました。

これを本番で毎回できるようにするには
練習が必要です。

「正しい方向にアドレスをする練習」をしましょう。

・アドレスする前にターゲットラインを決める

・ターゲットラインにフェースをあわせる

・フェースにスクエアにアドレスをする

これを普段の練習場でも行いましょう。

少なくとも10球に1回は
「正しい方向にアドレスをしているか?」を
チェックしてください。

アドレスの練習は地味です。

ゴルフって「効果の高い練習ほど地味」です。

正しい方向にアドレスをする練習は
地味ですが効果の高い練習です。

地味な練習を信じて続けましょう。

思っているよりも早く良い結果がでますよ。

応援しています。



■追伸

以前、私はアドレスの方向に
それほど気を使っていませんでした。

アドレスに注意をするようになり
スイングの精度が高まりました。

以前よりも狙った場所に
ボールを打てるようになりました。

アドレスの練習は地味ですが
効果は保証します。