hook4

FROM:アオイ
札幌の自宅より、、、

「チーピンの直し方がわかりません!」

先日、メルマガ読者さんから
こんなメールを頂きました。

=============
ドライバーのチーピン撃退治療法について
教示願えませんでしょうか?   

数年間シャンクになやみ続け
これを克服したと思ったら、
今度はチーピンの嵐に見まわれてしまいました。 
==============


チーピン(ひっかけ、フック)は
中級者、上級者に多い悩みです。

悩んでいる人が少数のためか
ゴルフレッスンのテーマとして
あまり人気がないです^^;

(ゴルフ雑誌のテーマにもなりにくい)

でも悩んでいる読者さんがいるなら
気合をいれてご紹介しますよ!

ひっかけを直すには
ちょっとしたコツがあります。

ということで、今日は
「ひっかけを直す3つの方法」
をシェアします。


■ゴルフの「ひっかけ」を直す3つの方法

勉強熱心なあなたもご存知のとおり
インパクトでフェースが左を向いていると
フックになります。

では、、、

なぜインパクトでフェースが左を向くのか?

原因はいくつかありますが、
代表的なパターンをご紹介します。


(1)グリップがストロング過ぎる

最近の大型ヘッドのドライバーは少しくらい
ストロンググリップでもokです。

ただ、、、本人が気づかないうちに
過度のストロンググリップに
なっている場合があります。

右手の親指と人差し指でできる
Vの字の向きをチェックしてください。

Vの字が「右肩を向いている」
というくらいが一般的です。grip_v


Vの字が右肩よりも右を向いている場合は
ストロンググリップが強すぎるかも。

右手がストロンググリップになっていると
インパクトで手を返しすぎてしまいます。

Vの字が右肩よりも右を向いているなら
すこしだけ右肩に向けると
フックが直る可能性が高いです。

左手だけがストロングになっているケースもあります。

グリップは本人が気づかないうちに
徐々に変わってしまうものです。

定期的にチェックすることを
オススメします。

グリップを変えるのは
スイングに大きな影響を与えます。

近々、大事なラウンドがあるなら
グリップを直すのは慎重に検討してください。



(2)体の回転が止まって腕が返りすぎる

「ラウンドの前半でフックが出る」という場合は、、、

インパクトで体の回転が止まっている可能性が高いです。

ドライバーショットが曲がるのが怖くて
体が動いていないのです。

インパクトで体の回転が
止まると腕だけが返ります。

インパクトでフェースが左を向きます。
そのためフックになります。



(3)ゆっくりテークバックでチーピンが直る

アウトサイドインの軌道のために
低いチーピンになっているケースも多いです。

その場合は
「テークバックをゆっくりにする」
という方法も有効です。

テークバックが早いと
手や腕だけで「ひょい」とクラブをあげてしまいます。

手や腕の小さな筋肉で「ひょい」とクラブをあげると
テークバックで肩の回転が不足しがちです。

肩の回転が不足するとアウトサイドインの軌道に
なりやすいです。

ゆっくりとテークバックすると肩の回転が大きくなり、
アウトサイドインの軌道を防止できます。


ゆっくりテークバックでチーピンを直す方法は
こちらでご紹介しています。

ゆっくりテークバックで低いチーピンを直す方法


 * * *

ゴルフの「ひっかけ」を直す3つの方法を
ご紹介しました。

長くなったのでまとめます。

・グリップがストロング過ぎる
・体の回転が止まって腕が返りすぎる
・ゆっくりテークバックでチーピンを直す


いろいろご紹介しましたが

「まずはチーピンの原因を確認すること」が大切です。
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^

原因を明確にしないでスイングを直すと
問題が複雑になりますから。

ただ「アドレスで左を向いているだけ」という
ケースもあります^^;

チーピンを直すと飛距離が伸びます。

OBに悩まなくなります。

当然、スコアが良くなりますよ。

応援しています!



■追伸

私は以前、強烈なフックに悩んでいました。

フックというか、、、チーピンです。

原因は右手のグリップが強すぎたこと。

「アドレス時の右手のグリップを少しゆるくする」

これだけでフックが直りました。

グリップのプレッシャーを少し変えるだけで
球筋が変わる場合もあります。

ゴルフって奥深いですね。