FROM:アオイ
札幌の自宅より
『良い方向を伴わない飛距離は、全く飛ばない場合より悪い』
と言ったのは3つのメジャー大会を含む
48勝をあげたナンシー・ロペス。
上手いゴルファーは方向性が安定しています。
目標方向に正しくアドレスをしているからです。
8割のアマチュアゴルファーは
右を向いていると言われています。
正しく目標方向にアドレスできれば
大幅なスコアアップを期待できます。
正しい方向にアドレスするにはコツがあります。
ということで今日は
「ドライバーの打ち方(目標方向に正しくアドレスする3つの方法)」
をシェアします。
■ドライバーの打ち方(目標方向に正しくアドレスする3つの方法)
(1)素振りはルーティンの前に終わらせる
ティーショットでボールの横で素振りをして
そのまますぐにボールを打っていませんか?
こんな感じです。
↓
・ボールに触らない程度の場所(靴1個分ほど後ろ)
で素振りをする。
・1歩前に踏み出してアドレスをしてボールを打つト。
ルーティンの中に素振りが入っています。
実は、これって危険です。
ボールの横で素振りをした時に
目標を見失うリスクがあります。
TVでプロの試合を見ていると
ボールの横で素振りする選手は殆どいません。
後方で済ませる選手が多いです。
片山プロのルーティンが参考になります。
片山晋吾プロ ドライバーショット
片山プロは次のようにルーティンをしています。
・飛球線の後方でハーフスイング、フルスイングの素振り
・ボールまで歩いてアドレス
・軽くワッグルをしてボールを打つ
ボールの後方で素振りをすることで
リズムもスムーズになります。
「飛球線の後方で素振りをする。
いつも決まった動きでアドレスをしてボールを打つ。」
このようにすると狙った方向にアドレスをしやすくなります。
(2)スパットをボールの前後で2箇所見つける
スパットとは、目印のことです。
ボールから、目標方向に50cmほど離れたところに
スパット(目印)を見つけます。
スパットとして利用するものは、ディボット、
色の違う芝、小枝など、落ち葉などなんでもいいです。
スパットを利用すると、
目標方向に正しくアドレスをしやすくなります。
さらに、
目標方向とは逆側にもスパットを見つけます。
2つのスパットの間に、
ボールがあるようにします。
ボールをはさんで2つのスポットがあると
練習場でボールを打つのに近い状態になります。
正しい方向にアドレスするのが
とても簡単になります。
(3)ボールラインを使って目標方向をセット
ターゲット方向の目印として
ボールのラインを使うのも良い方法です。
パットでやっている人は多いですが
ティーショットでも有効です。
* * *
目標方向に正しくアドレスする3つの方法を
シェアしました。
長くなったのでまとめます。
(1)素振りはルーティンの前に終わらせる
(2)スパット2つで目標方向をセット
(3)ボールラインを使って目標方向をセット
多くのゴルファーが目標方向にいつもアドレスできると
大幅なスコアアップを期待できます。
アドレスの方向に不安があると
ショット自体も不安定になります。
正しくアドレスを出来ているという安心感が
ショットを安定させます。
『良い方向を伴わない飛距離は、全く飛ばない場合より悪い』
と言ったのはナンシー・ロペス。
方向が安定すると大幅なスコアアップが期待できます!
参考になれば幸いです!