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FROM:アオイ
札幌の自宅より、、、

「ドライバーの飛距離が伸びる練習方法とは?」

ゴルフには
「効果的な練習」「やっても無駄な練習」
があります。

ということで今日は
「ドライバーの飛距離が伸びる練習」と「やっても無駄な練習」
についてお話しします。


■「ドライバーの飛距離が伸びる練習」と「やっても無駄な練習」


(1)飛距離をロスしている原因を知る

飛距離を伸ばすために最初のステップは
「自分を知る」ということ。

医者を例にすると
わかりやすいかもしれません。

医者が病気を治療する時に
最初に行うのが「診断」です。

診断をほとんどせず
「とりあえず手術しましょうか」
なんていう医者は嫌ですよね?

(嫌というか、怖いです・・・)

「そんなの当たり前だよ」と思うでしょうが
ゴルフになるとできないものです。

今の自分のスイングを知らずに
とりあえずボールを打っているゴルファーは多いです。

これは診断をせずに手術をする医者と同じです。

効果がないだけでなく、むしろ悪影響があります。

「ボールをひたすら打つ」という反復練習は
今のスイングを固める効果があります。

悪いスイングを繰り返すと
悪いスイングが定着します。

スイングを磨いて上達するには
「今の自分のスイングを把握する」
が上達の近道です。

今の自分のスイングを明確にすることで
理想のスイングに近づけることができます。

今の自分のスイングを把握するために
鏡でスイングをチェックしましょう。

スイングを撮影してチェックしましょう。

面倒に思うかもしれませんが
それが上達の近道です。

たとえば、、、

次のポイントをチェックして下さい。

「バックスイングで肩は十分回っているか?」

上体が真右を向くまで肩を回しましょう。

背中が目標方向を向くまで回しましょう。

どうでしょうか?


(2)問題の「本当の原因」を探す

スイングをチェックして
「ここがダメだな」と気づいたとします。

で、、、

すぐに直そうとしてはダメです。

問題の「本当の原因」を探しましょう。

たとえば、

「バックスイングで肩がまわっていない」という
問題を見つけたとします。

複数の原因が考えられます。

・アドレスで猫背になっていないか?

猫背になるとバックスイングで肩が回りにくくなります。


・バックスイングは速すぎないか?

バックスイングが速すぎると肩の回転が浅くなりやすいです


・肩や腕に力が入っていないか?

肩や腕に力が入ると肩の回転が浅くなりやすいです。
ヘッドが走りにくくなります


・バックスイングで右腰が右に流れていないか?

スウェーと呼ばれる動きです。
軸がぶれて肩がまわりにくくなります。
打点が不安定になります。


いかがでしょうか?

「バックスイングで肩の回転が浅い」
という問題を1つ例にしましたが

複数の原因が考えられます。

バックスイングで肩がまわらないのは「体が硬いから」
と思っている人が多いですが・・・

実は他の原因のケースも多いです。

猫背が原因なのに、無理に肩を回そうとすれば
軸が大きくずれます。

問題の「本当の原因」を探しましょう。

(ちなみに、、、さらに猫背になる原因も複数あります)

本当の原因を見つければ対応は簡単です。

誰もが飛距離をロスする原因を持っています。

その「本当の原因」を取り除けば
あなたの飛距離はアップしますよ。



(3)スイングを直すときは「素振り」がおすすめ

スイングを直しているときは
ミスショットを気にすることはありません。

スイングを直すときは
極端な動きで直す場合が多いです。
(そうしないと時間がかかります)

極端な動きをするのでリズムも変わります。

スイングに違和感もあります。

狙ったところにボールは飛びません。

ミスショットが出ると不安になる気持ちはわかります。

でもミスショットが出たからといって

元に戻してはいつまでもスイングを直せませんよね?

スイングを直しているときは
ミスショットを気にしないようにしましょう。

おすすめは「素振りをメインに練習する」という方法です。

ボールを打たないのでミスショットがでません。

素振りなら練習課題に集中できます。

270ヤード飛ばす藤田光里プロは
ジュニア時代の冬に1日1000回素振りをしたそうです。

特に「ボールに当てに行くスイング」をしてしまう人は
素振りを沢山しましょう。

気持ちよく振り切れるスイングが身につきますよ。


 * * *

「飛距離が伸びる練習」と「やっても無駄な練習」を
ご紹介しました。

長くなったのでまとめます。

(1)飛距離をロスしている原因を知る
(2)問題の「本当の原因」を探す
(3)スイングを直すときは「素振り」がおすすめ



重要なポイントは他にもありますが
大切なのは「ゴルフ練習は質が大切」ということ。

ひたすらボールを打つ練習は反復練習です。

スイングを固める練習です。

良い動きをしているなら
反復練習は素晴らしい練習です。

間違った練習をすると
下手を固めることになるので
練習内容は注意して決めましょう。

「飛距離を伸ばす方法」は
他にもポイントがあります。

今回は長くなりましたので
別の機会にご紹介しますね。

正しい練習方法を続ければ
ゴルフはかならず上達します。

一緒に頑張りましょう!




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