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FROM:アオイ
札幌の自宅より

「パットのグッドフィーリングはすぐ忘れる。
 だからパターだけは毎日にぎる」

と言ったのは

メジャー大会4勝を含む29勝をあげ
2度のシニアの賞金王となったリー・トレビノ。

勉強熱心なあなたもご存知のように
パット数を減らすことはスコアアップの要ですが

パットの練習って地味で続けるのは大変ですよね?

実は「パット練習を続けるコツ」があります。

ということで今日は
「地味なパット練習を継続するコツ(パターだけは毎日握る)」
をシェアします。


■地味なパット練習を継続するコツ(パターだけは毎日握る)


(1)小さな動きや感覚は忘れやすいから、練習頻度が大切

「パット練習を継続するコツ」をお話する前に

「なぜ、パット練習は頻度が重要なのか?」をお話します。

それは、、、

小さな動きの感覚は忘れやすいからです。

パットは正しくストロークができても
「タッチ」があわないとはいりません

ロングパットを寄せるにもタッチが重要ですし

ショートパットは1cmでも届かなければ入りません。

「タッチ」は感覚による部分が大きいので
時間が経過すると失われます。

毎日のようにラウンドするプロゴルファーとは違い
一般ゴルファーのラウンドする回数は少ないです。

個人差はあるでしょうが月に2回、3回程度でしょう。

それだけ間隔があいてしまうと
パターの「タッチ」は消えてしまいます。

だからこそトッププロのリー・トレビノも

「パットのグッドフィーリングはすぐ忘れる。
 だからパターだけは毎日にぎる」

と言ったのですね。


(2)グリップを握るだけでも良い。その理由は「作業興奮」

「毎日、グリップを握るだけで良いの?」

と思うかもしれませんね。


「作業興奮」という言葉をご存知でしょうか?

「作業興奮」とは心理学者クレペリンが提唱した

「やる気がない状態でも、いったん行動を始めると
 やる気が出て簡単に継続できるようになる心理現象のこと」です。

まずは「グリップを握る」だけでOKです。

パターのグリップを握ると
アドレスをしたくなります。

アドレスをすると
ストロークをしたくなります。

ストロークをすると
ボールを打ちたくなります。

意志力が必要なのは「最初のグリップを握る」なんです。

だから「毎日練習をしなくては」と考えなくても

「とりあえずパットを握る」と気楽に考えても良いでしょう。

自然に練習量が増えますよ。


(3)パターマットはなくてもいい、練習頻度を増やすことを優先

「パターマットを買わなくてはいけないの?」

と思うかもしれません。

パターマットはなくてもOKです。

マットがあれば練習できるメニューは増えますが
それよりも「練習頻度」が大切。

マットがなくても有効な練習はいくらでもできます。

たとえば

・アドレスが一定になるように練習したり

・芯で打つ練習をしたり

・リズムを安定させる練習をしたり

などなど

まずは「練習頻度を増やす」を優先しましょう。

 * * *

地味なパット練習を継続するコツ(パターだけは毎日握る)
ご紹介しました。

長くなったのでまとめます。

(1)小さな動きや感覚は忘れやすいから、練習頻度が大切
(2)グリップを握るだけでも良い。その理由は「作業興奮」
(3)パターマットはなくてもいい、練習頻度を増やすことを優先

「パットの練習って面倒なんだよな。」

と思ったら

まずは「グリップを握る」からはじめてみませんか?

パット数を減らせると
スコアアップできますよ。

参考になれば幸いです!




■追伸

毎日、パットの練習をしていると

ラウンドのパットが楽しみになります。

パットが得意になると
アプローチのプレッシャーが少なくなります。

アプローチのプレッシャーが少なくなると
アイアンも楽に打てます。

アイアンのプレッシャーが少なくなると
ドライバーも楽に打てます。

スイングから「無駄な力み」がなくなり
ショットが安定します。

パターを上達すると
ゴルフ全体に良い影響がありますよ。

応援しています!




■追伸2

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